ヘルパーのやりがいは?

ホームヘルパーの仕事は、利用者の身体介護と生活援助の2種類です。身体介護とは、洗髪や入浴、着替えの介助。食事や移動の介助などです。利用者の身体に直接、触れてお世話するのは全て身体介護です。生活援助とは、調理や掃除、洗濯などの家事。買い物代行、薬の受取りなど日常生活の援助のことです。

ヘルパーとして実際に働いている方に、ヘルパーの仕事にどんなやりがいを見出しているか質問すると、30代女性ヘルパーさんは「利用者さんのご自宅に直接伺うことで、いろいろな方の人生に触れながら、ケアできることです」と答えています。60代の女性ヘルパーさん「利用者の方から『ありがとう』と言われることが多く、感謝されることに喜びを感じています」。

また50代ヘルパーさん「利用者さんは1人暮らしの方が多いので、ヘルパーを楽しみに待っていてくださいます。利用者さんの喜ぶ顔を見ると、お役に立ってよかったなと思います」とも答えています。ヘルパーの中には、70代、80代の高齢の方もおられますが、自分が必要とされているという思いで、元気に生き生きと働いています。

ヘルパーの仕事は、高齢者や障碍を持つ方のケアをし、生活をサポートする大切な仕事です。利用者の多くは、ヘルパーがいなければ、自宅で過ごすことは難しいでしょう。利用者にも、ご家族にも感謝して頂けることに大きなやりがいを感じることができます。人の、ひいては社会の役に立つ素晴らしい仕事です。